CONCEPT STRIPES

今回、新しく誕生したコンセプト、STRIPESストライプスのインスピレ ーションのもとは

60’sのライフスタイルやアンドレ・クレージュのクリ エーションの世界、

「真性ポップ」です。そして、円柱と色で遊んだダニエ ル・ビュラン、

ポップカルチャーの未来派フェリペ・パントーネへのオマ ージュでもあります。

色のレイヤーと無色のレイヤーが生む視覚的錯覚と素材の特徴を生かして

動きを表現しようと試みました。

フレームの向きや傾きによってレイヤーは思いがけない色を帯びます。

フロントはもちろん、存在感のあるテンプルに至るまで、

STRIPESのモデルはどれもアーティでデザイン性がきわだちます。

色のコラージュ、フラッシーなラインの先端のディテール、

フラットな厚み、遊び心のある色、ぼかしたパッチワーク、

ステンドグラスを思わせるモワレ、

動きのあ るラインが表情を生き生きと明るく演出します。

アクチュアルなのに夢見心地にもしてくれるSTRIPESは超モダンなキネティックアートなのです。

アニエス・ヴァルダの作品に登場するヒロインたちの気概をそのまま表したようなVIBESヴァイブス。

細部にまでこだわったデザインはキュレーター、

プロデューサー、映画ライターが気に入りそう。

ドーヴィル・アメリカ映画祭を見に行くための三日間の有給休暇はあたりまえ。

もちろんウェス・アンダーソン作品が上映され るとなれば絶対に!