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LAPIMA (ラピマ)

「LAPIMA」のデザイナーはブラジル⼈のグスタフォ・アシス(Gustavo Assis)で、
妻のギゼラ(Gisela)と共にブランドを⽴ち上げました。
以前2 ⼈はブラジルでハイエンドファッションのセレクトストアを経営していました。
グスタフォは店舗の企画や運営で店にはない様々な創造⼒を発揮して成功していたことと、
建築やアートにも⾮常に造詣が深かったため、⾃⾝のクリエイティビティを建築のように
⽴体的なアイテムで発揮する道を考えた結果、
アイウェアのデザインを⾃⾝の情熱を全⼒で注ぐ道として選びました。
LAPIMA のデザインはグスタフォのスケッチから始まります。
デザインの基は、ブラジルのさまざまな⽂化に由来します。
植物の葉や動物などの⾃然、街や建築、スキューバーダイビングに使⽤されるマスクなど、
ブラジルの⽂化を形どるあらゆるものからインスピレーションを得ています。
グスタフォがデザインしたアイデアを、実際にフレームとして作り出すのは、
⾃社の⼯房に勤める職⼈たちです。ブランドの設⽴前、グスタフォは実現したいデザインを
国内外幾つもの眼鏡⼯場に持ちかけましたが、制作の難しさやセールスに向かないといった
否定的な反応ばかりでどこも請け負ってくれませんでした。
そうしたなか、2 ⼈の熟練の眼鏡職⼈と出会い、⾃らの⼯房を⽴ち上げたことからLAPIMA の
アイウェアは実現へと向かいました。
他のアイウェアには⾒られない彫刻のように⽴体的なグスタフォのデザインを形にするため、
通常のアイウェア製造では⾏わないハンドメイドや研磨の⼯程を多く取り⼊れることで
ようやく実現が叶ったのです。
今では、約30⼈の職⼈たちの⼿によってLAPIMA のフレームは⾃社で製造されています。
グスタフォは、⼀過的に⼈気が出て消費される様なデザインではなく、
アート性が⾼く、掛ける⼈にとっての⼈⽣のパートナーのような末⻑く愛⽤される存在となる
アイウェアをデザインしたかったのです。
そのために意図された、⽴体的でゆるやかな曲線美が特徴的なデザインは、
⼀般的なアイウェアの概念とは違った独創的なフォルムをもたらします。
⼀⾒、ボリューミーで重そうにみえるフレームも、実際には薄く削ぎ落としていくことで
⽴体感を出しているため、思いのほか軽くて快適な掛け⼼地であることも⻑く愛⽤される理由となります。