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ANNE ET VALENTIN mod.RAW3(アンバレンタイン ロウ3)
CONCEPT BRUTALISM
アートとマチエールの喜び、質実なオブジェがもたらす幸せ、
本質をつくアイウェアを手にしたいとの願い、、、
そんな欲求のすべてから生まれたコンセプトがBRUTALISMブルータリズムです。
1950年から 60年代に台頭したこの建築様式をリードしたカルロ・スカルパは、
むろん偉大なル・コルビュジェの影響も受けていました。
人の手が生みだすものの背景にある機械の世界に私たちが瞠目したことに
端を発して生まれたコンセプトです。
目的に達したワーク・イン・プログレスに似て、
コンセプトBRUTALISMのモデルはいずれもマチエールと色調の中を旅し続けています。
厚み、太さ、質量、ボリューム、様々なかたちのコラージュから誕生する
アイウェアの仕上げを担うのは機械です。
一つひとつのフレームに残された加工の痕跡、
ラインや溝、引っ掻き傷や段差、つやの曇りなどをデザインに取り入れ、
フレームが生まれるプロセスに光をあてようと試みるのがコンセプトです。
製作の工程を入れ替えたり、繰り返したり、はぶいたりしながら、
本来の機械加工の目的とは異なる、試作品の荒削りな「 生 」の、
いわばプリミティブな美しさをかたちにしたいと考えました。
ありのままの ボリューム感と、掘り出した、あるいは削り出したままのような面を
あえてデザインとしてきわだたせる洗練されたアイウェアです。
素の姿を尊重するとはいえ、その着け心地に遜色はありません。
私たちのノウハウのみせどころです。
あくまでも加工され、洗練された「 原 石 」なのです。
フェイス、ブリッジ、ヨロイの色とはよそにテンプルはトリコロール、
その先端のモダンはバイカラー。
男性向けのコンセプトですが、アンドロジニアスな装いにもおすすめです。
mod.RAW3
知的でアーティなRAW3ロウ3はAnne & ValentinのDNAがつまった小ぶりなオクタゴン、
どんな条件にもたやすく順応してみせます。
頭脳明晰な遊び人は思慮ぶかく、ひねりの効いたアイデアの持ち主でもあります。
ギャラリー・オーナー、キュレーター、エッセイスト、詩人だけでなく、
みんなのためのフレームです。